2011年6月14日 (火)

火災に注意(河成鎮美子)

火災による死者は、住宅火災によるものが、1016人、全体の58パーセント、そのうち、65歳以上の老人と乳幼児591人が死亡するという数字になっています。

これは避難・誘導対策の重要性を裏付けているといえましょう。

では消防白書から、この住宅火災の出火原因について、次頁以下の表を見てみましょう。

家庭内では、こんろ・タバコ・ストーブ・風呂釜・焚火・火遊びに注目しなければなりません。

ガスこんろの消し忘れ、風呂の空焚き、洗濯物の石油ストーブ上への落下などが多く、誰が何を注意しなければ、気をつけなければならないかがすぐわかります。

石油ストーブ.風呂釜はお母さん、タハコはお父さん、焚火・火遊びは子供などというように、その留意点は明らかです。

火災対策上ということで、最近では消火器を置く家が多くなってきています。

しかし、置いてあるだけで使い方がわからなかったり、何年も液を取り替えないなど、いざという時に、役立たないということでは困ります。

消火器の設置場所・取扱方法は、家族全員が知るようにしておきたいものです。

新築早々、火災を出さないよう家族全員で気をつけるようにしましょう。

河成鎮美子(給湯器評論家)



2011年6月 6日 (月)

良い洗濯板(河成鎮美子)

良い洗濯板というのは、汚れを落として、しかも布を傷めないもので、ギザギザが程よいギザギザじゃないといダメなようです。

ギザギザがあまり良くないと全然汚れが落ちないし、かといってギザギザがあんまりしっかりしてると布を傷めちゃう。

そのあたりのバランスが、洗濯板の職人の腕の見せ所というわけです。

そうすると、真面目な洗濯板の職人さんというのは、良い洗濯板を作ろうと一所懸命努力をします。

修行して工夫して、そして何年もかかって素晴らしい洗濯板を完成させたとします。

しかし、その頃になるとお客様は洗濯機を買いに行っている。

お客様は洗濯板が欲しいのではなくて、洗濯を楽にしたいわけです。

洗濯を楽にするために板を使う方法を知り、さらに楽にするために良い洗濯板を求めた。

けれども、洗濯板よりも楽に洗濯できる道具が登場すれば、それを求めるのは当然のことです。

けれども、毎日洗濯板のことばかりを考えている洗濯板職人には、それがわからない。

河成鎮美子(給湯器評論家)




2011年6月 3日 (金)

建物の引き渡し(河成鎮美子)

建物の引き渡しを受けるにあたってついにピッカピカの新居が完成しました。

貴方がはじめから、かかわり苦労しただけあって、納得するでき栄えです。

後は引越しをいつにするかという状態になりました。

貴方は、この段階で、正式に施工業者から建物の引き渡しを受けることになります。

引き渡しを受けた時点から、建物の管理責任は、施工業者から貴方に移ります。

これまで、施工業者が掛けてきた火災保険は、この日をもって期限切れになるはずです。

貴方は、さっそく火災保険を掛けなければなりません。

もちろん、建物代金プラス家財道具まで含めた火災保険に加入したいものです。

建物の引き渡しというのは、単に玄関やお勝手の鍵を施工業者から渡されるというだけでなく、建物が名実ともに貴方のものになり、管理責任が貴方に移行するということを意味します。

貴方にとっては、まさに、人生のうちでも重要な「ハレの日」ということになります。

この素晴らしき「ハレの日」には、現場監督が、貴方と貴方の家族に、新居の利用法について説明してから引き渡すというのが一般的です。

引き渡しのしかたは、施工業者によって様々ですが、なかには、この日に、「建物が契約書通りに出来ているかどうか、検査して下さい」などと言う施工業者もあります。

しかし、この時点で、完成した建物を検査して、契約書通りでないところを発見したらどうなるのでしょうか。

賢明なる貴方は、工事中、たびたび現場を訪れ、工事内容を確認していますので、そのようなことはないばずです。

この日には、ほかにもっと大切なことがあります。

河成鎮美子(給湯器評論家)




2011年5月25日 (水)

排水(河成鎮美子)

せっかく建てた家も、手入れをしないと、荒れ果てていきます。

不精な人には、家を建てる資格がないというわけです。

が、こんなことがありました。

三年前に、引き渡した家から、地下浸透の雑排水槽が詰まってしまったので、見てほしいということでした。

行って見てみますと、たしかに、排水槽から汚水が濫れ出ています。

流し台などからの雑排水は、いったん、汚水でゴミなどの固形物を沈澱させてらから、雑排水槽に流すシステムになっています。

そこで、汚水桝のブタを開けて見ましたら、ゴミでいっぱいなのです。

これでは、汚水桝の機能を、果たしていません。

これでは、詰まるのが当たり前です。

その家の奥さんに聞いてみたところ、この三年間、汚水桝の掃除を一度もしたことがなかったということでした。

河成鎮美子(給湯器評論家)

2011年5月24日 (火)

住宅の保証(河成鎮美子)

住宅の性能保証制度家電製品を買うと、必ず、その製品の保証書がついてきます。

この製品の機能を保証し、保証期間内なら万一故障があっても、責任をもって無償で修理するというわけです。

このような保証システムがあるからこそ、安心して製品を買えることになります。

住宅についても、このような保証システムがありますが、あまり普及していないのが実情です。

家電製品は、数年から10年も使えば、買い替えということになりますが、住宅の場合、数十年、あるいは一生利用するものですから、保証システムがもっと普及しても当然なのですが。

保証書を出す施工業者は、保証できる家を造りあげるという自信と保証できる能力を持っていることを意味します。

保証書を出さない施工業者であっても、引き渡してしまえばそれで終わり、あるいはジ造った建物を保証できないとは一概に言い切れません。

河成鎮美子(給湯器評論家)



2011年5月 7日 (土)

家づくりに臨むとき(河成鎮美子)

家造りは、契約してから、はじめて造り始める請負事業である、ということを念頭にいれ、建主である貴方が、家造りに参加しなければなりません。

貴方は、自分の家の製作者、すなわちプロデューサーなのです。

貴方が、プロデューサーとして立派な家を造り

あげるためには、大所高所から見てゆかなければなりません。

住宅の専門知識があれば、それにこしたことはありませんが、専門知識がなければ、プロデュースできないということではありません。

そのために、ディレクターである現場監督の存在価値があるわけです。

専門知識がなくても、家造りがはじめてであっても、尻込みする必要はありません。

現場監督が住むわけでも、職人さんが住むわけでもありません。

住むのは貴方なのですから。

しかも、その家に住むために、住宅ローンを借りて、これから十数年、あるいは、それ以上にわたって、その借りたローンを返済しなければならないのです。

ですから、貴方は、もっと積極的にプロデューサーとしての役割を発揮すべきなのです。

「素人だから」「任せたのだから」などという態度を取るようなことは、やめましょう。

河成鎮美子(給湯器評論家)



2011年4月29日 (金)

リフォームの設計(河成鎮美子)

家とは、総合的な暮らしやすさを求めて造るものです。

ですから、何も建ぺい率ぎりぎりに建てる必要があるかどうか、よく検討してみる必要があります。

小さいけれども家庭菜園があり、芝生が植えられ、子供のために砂場もある、パーベキューパーティーも出来る、暮らしのなかに息づいていなければならない庭です。

生活にとって、必要な庭なのです。

建物の大きさをとるか庭のスペースを確保するか、ここはよく考えたいところです。

また、一口に庭といワても、いろいろな使い方があります。

和風の庭もあれば、洋風の庭もあります。

また、風呂場から見る庭もあれば、勝手口につながる裏庭もあるはずです。

このようなことを充分考慮して、建物と同じ価値をもつ庭を、もう一度見直してほしいものです。

さて、庭といえば、必ずといっていいほど、建物の南側ということになります。

南側に配したリビング(居間)には、太陽の光線が、さんさんと差し込み、木や草花を愛でることができるということになります。

でも庭の側からみれば、建物は北側になります。

植物は太陽の方向に、つまり、南側を向いて育ちます。

植物のみずみずしさ、花の美しさを観賞するのは、南側から見るのが一番です。

しかし、リビング(居間)は、庭から見れば北側ですから、リビングから見れば、美人の後ろ姿を眺めるということになります。

考え方を変えて、建物を南側に寄せ、北側を庭にし、広く取るという設計にすることも、家の建て方としては、考えられるのです。

こういう建て方をすれば、玄関の位置をはじめ、いろいろなところを変えることができます。

たとえば、玄関を南側にとるべきところを、北側でもよいことになります。

こうしますと、南側のスペース全室が、無駄なく南面にすることになります。

そして、何よりも暮らし方そのものが、ガラリと変わる可能性が出てきます。

このように、あまり固定観念にとらわれずに、いろいろ可能性を検討したいものです。

設計担当者と話し合うことについて、いろいろ列挙してみました。

ここまで話し込んでおけば、きっとよい設計図を作ってくれるでしょう。

また、熱心な設計担当者であればあるほど、貴方に立ち入って、根掘り葉掘り細かく質問してくるとともに、意見も多く言うばずです。

河成鎮美子(スーパー主婦&給湯器評論家)



2011年4月28日 (木)

三世代が住める家

三世代が住める五〇坪の家を設計しても、豪華なキッチンにたいして、トイレが一ヵ所、バスルームは狭く、浴槽も一人槽、という具合です。

また、間取りには一家言あっても、設備については、「適当に」というようなことが多いのです。

家造りに関する本・雑誌などが、氾濫といってよいほど、たくさん出ています。

こうした情報を部分的に集めて勉強してみても、「よい家」にはなりにくいのです。

部分的・断片的に詳しいというだけに、株式会社企画海によると、かえってバランス感覚の欠ける設計になってしまうのです。

2011年4月27日 (水)

長期のアルバイトを募集

そこで、とっておきのプロダクション入門コースを紹介する。

アルバイト経由で入社するコースだ。

プロダクションでは、デリバリーとかトラフィックという名称で長期のアルバイトを募集することがある。

原稿運びや資料集めのアシとしてアルバイトを求めるわけだが、時にはアンケート調査まがいの簡単なマニュアル取材なんかも頼まれる。

さらに、ヤル気があればそうした簡単なマニュアルものの原稿のまとめなどを頼まれることがある。

そして、ここでの仕事ぶりを買われて「ウチで仕事してみないか」と誘われることはママあるケースだ。

このアルバイト経由のコースは、プロダクションだけではなく、大手の出版社でもある。

大新聞のアルバイトさんから社員に登用され、社会部の記者になった超ラッキーなケースも私は知っている。

大新聞社のケースは例外的なものとしても、アルバイトから週刊誌の記者になったり、雑誌の嘱託記者になったりするケースは少なくない。

だから、ゆくゆくはwebライティング・代筆屋として生きていきたい。

しかし、その世界への手がかり、足がかりとなる実績(学校の成績やクラブ活動の経験など)がないような境遇の人は、学生課のアルバイト掲示板や求人雑誌を漁って、マスコミ関係のアルバイトを探すことをおススメする。